製品について

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製品について
はじめまして。樹の鞄です。

 

樹の鞄 製品の特長

  • 「樹の鞄」は、シナノキという日本固有種の木材を用いて手彫りで製作する日本製の鞄です。
  • デザインから製作まですべての工程を制作者亀井勇樹が行っています。
  • 長い時を生きてきた木の命を慈しみその声に耳を傾けながら生まれる、唯一無二のデザイン。使うことにこだわった形、強度と軽さ、耐久性も備えつつ、美しく、そして持つ人が「自分だけのもの」という喜びのある鞄になるよう心を込めてつくられています。

 

【本体材料】 

樹齢150年前後北海道産シナノキをアトリエ内で10年程じっくりと時間をかけて落ち着かせ、鞄に適した材になったものを使用しています。

  • 本体・ハンドル:シナノキ
  • 留め:個々の製品により異なる。堅木の材を中心に。

【塗り】 個々の製品ごとに異なります。

  • 着色:色粉、岩絵の具、染め粉、天然染料(液)、アクリル絵の具など
  • 仕上げ塗装:本漆数種類・ウレタン樹脂

【その他】

螺鈿用天然貝、ガラスビーズなど

>>>技法についてはこちら。

■サイズ等

各製品それぞれ、大きさ、重さ、仕上げ方法、材料も異なります。杢目を見ながらその時の感覚でデザインする一点もののため、いわゆる型や規格はありません。大きさが同じようなものでも、使う木の部位によって重さに差が出ます。

>>>個別の詳細はオンラインショップ商品紹介ページもご参考いただけます。

   

例;最少に近いサイズ  
W150×D85×H110+ハンドルH90mm(外寸) 350g
例:最大に近いサイズ
W450×D90×H 260+ハンドルH 160mm(外寸)   1650g
 
・内寸:10mm前後の厚みを残して彫り上げています。材質の違いを加味した厚みにしています。(将来リメイク対応に必要分含む)
■工程
樹の鞄の製作工程は、すべて手仕事・完全オリジナル工程です。一部を除き、本体とハンドル、留めをそれぞれ別々に仕上げて組み立てます。
■「使うもの」へのこだわり
  • ハンドル:手にしっくりと馴染むような曲線・手触り・握りやすい太さ。また、デザイン重視の一部を除いて、ハンドル内径を腕が通しやすい太さにしています。
     
             
  • 留め具:創業当時から試行錯誤を重ね、どなたでも使いやすく、緩まず閉まる現在の形を考案しました。左右どちらに回しても開閉でき、切り欠きを中心の金具に合わせると蓋と本体に離れ開く仕組みになっています。

 

  • 上塗りの仕上げ:雨染みや汚れ、お洋服への色移りなどのご心配なくお使いいただけるよう、本漆やコーティング剤を塗り重ねて塗膜を十分に施しています。雨の日のご使用で濡れた場合は柔らかい布などで乾拭き、汚れなど水拭きで落ちない場合は薄めた中性洗剤もご使用いただけます。 
  • 底:滑り止めと軽量化、見えないところの驚き・お洒落を込めたデザインが施されています。(本体に合わせ、まったく手を加えないというデザインのものもあります。)

  • 中:フォルムデザインに合わせ中も彫り上げています。シナノキの手触りや香り・手仕事による味わいを開けた時に感じていただけるよう、基本は中は塗らず彫り跡を残しています。中に入れるものに傷がつかないよう滑らかになるまで磨いて仕上げます。中身が見やすく整理しやすい、取り出しやすいというお客様からのお声をもとに、仕切りは作らずシンプルに。樹の鞄の証として、制作者亀井のサイン、創業から続くシリアルナンバーが刻まれています。
■お手入れ・ご使用時のご注意・修理について
  • 樹の鞄は特別なお手入れは必要ありません。(上塗りの項をご参照ください)
  • 保管場所:直射日光を避けた風通しの良いところをお勧めします。
  (直射日光下や極端に温度・湿度の高い場所での長時間の保管は、製品の劣化やカビの発生、色褪せ等の原因につながりますのでお避けください。)
  • 樹の鞄は、木製品という特性上、落下や衝撃、擦れなどによって傷や破損の恐れがあります。お取り扱いにはご注意ください。
  • 修理:過去に、誤って高い場所から落としてしまった等で(おそらく衝撃が一点に集中したと思われる)パーツの一部分の欠けやハンドルの折れなどの修理のご依頼をいただきました。状態を見ながら丁寧にご説明しご希望に添うようご対応いたします。具体例として、ハンドル・留め・蝶番などパーツの作り直しや交換、傷がついてしまった場所には、それをカバーするために模様彫りにして色を入れたり、ガラスビーズを用いて装飾、削り直し、色の塗り替え等ご対応いたします。経年変化のためのリメイクもいたします。まずはお気軽にご相談ください。
  • PL保険に加入しています。
■データの保管
一点ものという観点から、シリアルナンバーごとに材の種類、サイズや仕上げ内容、(可能な範囲で)お客様名、販売場所、年月日・作品写真を保存しています。お直しやお問い合わせの際にご対応できるよう整えています。
■環境への配慮  

材料を大切に使うこと。より良いものをつくることで持つ方が長く大切にしてくださること。とてもシンプルですが、これが基本姿勢です。

  • 樹の鞄は「一点として同じものをつくらない」という創業からの基本理念のもと、長く生きてきた木の命が形を変えて受け継がれていくことを願い、いかに美しく引き出していくかを制作のベースとしています。
  • デザインありきの製品と違い、木に合わせることによって無駄を最小限にできること。それが美しいものであること・「自分だけのもの」と思えること・木の命を感じるものであれば、お持ちくださる方が飽きることなく時代を超えて大切に次世代まで受け継いでくださるのではと考え、そうした物になるよう制作に取り組んでいます。
  • 製作過程で出る削り屑は、その形や香り、温もりを楽しむ梱包材として活用しています。
  • 木取り時に出る木端は、「樹の鞄のカケラ」として積極的に製品化し、木の命を大切に使い切ることに取り組んでいます。
  • 森を守る活動団体に植樹のためのを寄付を行っています。

■模倣品について

一見、樹の鞄に見える模倣品を確認しています。お客様から樹の鞄では?とお問い合わせいただいたり、樹の鞄と思い購入してしまったといったケースも見られます。また、メルカリやオークションなどで安価に購入したものを自身の所有のものと偽って転売目的と思われるリメイクの依頼がありました。

樹の鞄(片仮名キノカバン平仮名表記きのかばん含む)、KINOKABAN、ロゴマークは商標登録済みですので、それらを使って製品を販売することはできません。また、著しく類似している製品は著作権侵害などにあたる場合もあります。十分ご注意ください。(模倣品を目にした方はお手数ですが、弊社までご連絡をお願いいたします。)

亀井が生み出し、生涯かけてつくるものに対して毅然として対応していくことは、お持ちいただくお客様も守ることにつながると考えます。

今後もご理解とご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。