アトリエ便り

朝の気配
朝の気配

By 亀井勇樹

朝、アトリエに降りると、昨日とは違う気配がある。 形、色が一晩熟成されて、静かに存在を訴えている。 さあ、何から始めようか?
魔法のくすり
魔法のくすり

By 亀井勇樹

集中が過ぎて、つくり手が疲れて無口になっている時、決まってどこからともなく愛猫“ごま”がやってきます。緊張を解く魔法のお薬。
日の出
日の出

By 亀井勇樹

1週間ほど前、ルーティーンのランニングを午後ではなく夜明けに出掛けてみました。茅ヶ岳の向こうから世界を照らす光が現れた時、あたりまえの朝が奇跡のように感じられました。美しい朝でした。
光を秘めて 
光を秘めて 

By 亀井勇樹

およそ10年の時間を費やして鞄に適した材になった板の表面を削り出して、そこに光を見つけた時の喜びは、何年、何回目でも心が躍ります。美しい杢目は順調に成長した木にはあまり見られません。その年、その時代にあった出来事が、「杢」として刻まれるのです。頑張って踏ん張って生き抜いた証、愛おしいです。
ロングラン 2023.2.25
ロングラン 2023.2.25

By 亀井勇樹

今週21日で、昨年の9月から始まったロングランの展示会関係の仕事も一区切りです。 樹の鞄に関わる全ての方に感謝します。 こんなに大変で充実した半年間は今まで体験したことがないくらいです。 樹の鞄をつくらせていただいている事で広がる世界はとんでもなく素晴らしいものだと思います。 この感謝の気持ちを忘れないように精進し、新作を生み出して行きたいと思います。 ありがとうございました! 亀井勇樹
新しい年 2023.1.11
新しい年 2023.1.11

By 亀井勇樹

この冬は12月早々から、氷点下、それも-10℃くらいの日が続いています。 年が明けてここ数日から少し緩むよう。 でもいよいよ来週から横浜展。年越しもお正月もまったくスルーの日々。緊張の糸がピンと張り詰めていて緩むどころかキリキリと(笑) ひとつひとつ確実に丁寧に進めて行かなければと深呼吸。 鞄達は揃いました。誰が連れて行ってもらえるのかとざわざわしているみたい。 さあ、いよいよ!みんなで楽しみにお迎えしようね。 ひ
留め具 2022.10.23
留め具 2022.10.23

By 亀井勇樹

色々なところからいただいたり集めたり、様々なものたちを使ってつくる留め具のフォルム出しが終わりました。 無垢なままのこの状態の時に合わせるものが決まっているようでも、 あれにはこれ、いや、やっぱりこっち。。。 それなら仕上げはこうしようか。。。。などなど 考えがグルグル。行ったり来たり。
気づけば  2022.10.2
気づけば  2022.10.2

By 亀井勇樹

この数ヶ月、制作に追われて過ごし、記憶が途切れ途切れ、、、笑 夕方のルーティンのRUN以外は、アトリエに篭りきりで、 気づけば 日が短く、風が冷たく、「みんなの木」は早くも紅葉! なんと9月も終わっていた。 目まぐるしく過ごしたおかげで、気づけば作品も揃いました。 あと2日、銀座三越展がいよいよ始まります。
夕方のルーティン 2022.8.13
夕方のルーティン 2022.8.13

By 亀井勇樹

作業のオンオフに意識がいくようになって一年半くらい経ちました。 夕方のルーティン。 10〜20キロを走ったり歩いたり。 その時に出会う風景がずっと後になって何かの形になっていたり、 一回クールダウンすることで(体はクールどころかホットマックスですが) 心が真っ白なキャンバスに変わるのが、心地よく思って続いています。   写真は小海線・甲斐小泉駅
ざわざわ  2022.8.9
ざわざわ  2022.8.9

By 亀井勇樹

秋に向けて仕上げが進んでいます。 無垢の生地のグループと色付け終了グループと、組み上げもうすぐ出来上がりグループと。。。。 色々になってきています。 ざわざわしています。楽しいです。
カタチ 2022.6.15
カタチ 2022.6.15

By 亀井勇樹

しっくりくる瞬間を逃さぬように、ひと彫り、ひと染め。。 内側でふつふつと音楽のように聴こえてくるもの。  
「ぷう」充電 2022.5.31
「ぷう」充電 2022.5.31

By 亀井勇樹

秋の展示会に向けて下作業が続いています。梅雨前までの体力勝負。 疲れ果てる日も多くなりました。 そんな時、人見知りで怖がりの「ぷう」が、 どういうわけだか側を離れず手に顎を乗せて甘えます。 ちょっと休憩、ちょっと充電中を、、、と言ってくれてるみたいです。 ぷうのゴロゴロ鳴る喉の音と、柔らかい毛にいつの間にかウトウトと。。。

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