Garden

ヒヤシンス
ヒヤシンス

By 亀井勇樹

小さなヒヤシンスが咲いています。地面に顔を近づけないと、このやさしい花色とベルのような花びらを見ることができません。記憶にあった水栽培でボリュームいっぱいに咲く「ヒヤシンス」のイメージと違い、野の花のような趣きであたりをやさしい雰囲気にしてくれています。
プリムラ
プリムラ

By 亀井勇樹

「よろしかったらどうぞ」コーナーの片隅にいた弱々しい苗でした。ダメ元で、ダイレクトに露地植えに。予想に反して冬を越してくれました。かわいい黄色の蕾がいっぱい。プリムラ=鉢植えかと思っていたのに、こんなに耐寒性が強いとは。凍った土をむくむく押し上げ、しっかり根付いた姿に清々しさを覚えます。
メドウ熱。
メドウ熱。

By 亀井勇樹

ずっと昔から「メドウ(花咲く野原)」が永遠の憧れです。 ヤグルマソウ、ヒナゲシ、ニゲラ、デイジー、ビスカリア、スカビオサ、、、 風に揺れる野の花たちで埋まる野原はやっぱりステキ。 森の中では叶いませんが、毎年諦めきれずに、お日さま好きな野原向きの花たちを植えてしまいます。(ごめんなさい) そんな中、なんとニゲラが、今年芽を出しました!凍る地面の中生き延びたのです。 メドウ熱、再発しそう!5月が今から待ち遠しいです。  
回想 2020の庭づくり 3
回想 2020の庭づくり 3

By 亀井勇樹

〜新しいアプローチへ ②〜 なんとか撤去が終わりました。玄関へと続くアプローチをこの傾斜地でどうしていくかが悩みどころでした。更地になってみるとお客様が庭を巡って中にはいられる姿が浮かび、ぐるりと廻って北側に階段をつけることに決定。背の高い方が軒に頭をぶつけることも、雨水を気にすることもなくなるグッドアイデアです。砂利が10tトラックで運ばれてきました。毎日毎日、掘ったり運んだり、セメント混ぜ。。。メイン通路が出来上がったのは4月に入ってからでした。  
小さな憧れ。
小さな憧れ。

By 亀井勇樹

数年前から意識してグランドカバーになるプランツをあれこれ試しています。小さな草たちで覆われた風景が大好きなのです。けれど、寒さだけでなく荒地のような土、湿度が高い場所などプランツ達には厳しい条件のため、春にその姿が見れないことも少なくありません。今、昨年積んだ石積みの間から、小さな芽がたくさん!ヒメツルニチニチソウ、ツルマンネングサ、グレゴマなど、華やかではないけれど、背伸びせず植えた子たちが、いい風景の主役となってくれそうです。小さな憧れに、また一歩!
おはよう係
おはよう係

By 亀井勇樹

クロッカスのことを、おはよう係って呼んだりしています。 フクジュソウが姿を消してから、春の1番さんはクロッカスってことになっていました。 よく寝たよ、おはよう! 明るい春を運んでくれるクロッカスが大好きです。
けなげなフクジュソウ
けなげなフクジュソウ

By 亀井勇樹

堆肥作りの場所で、花ひらいたフクジュソウを見つけて驚きました。毎年楽しみにしていたのにある年からぱたっと姿が見えなくなっていたのです。きっと、庭いじりの時に間違って堆肥コーナーに土ごと行ってしまったのでしょう。けなげに静かに誰にも気付かれず、毎年ここで咲いていたのかと思って愛おしくなりました。
回想 2020の庭づくり 2 
回想 2020の庭づくり 2 

By 亀井勇樹

〜新しいアプローチへ ①〜いよいよ傷んできた出入りのための造作物を、撤去して作り替えることから始まった、2020の庭づくり。バール、石頭ハンマー(せっとう、と呼びます。私、つい最近まで「窃盗」ハンマーと変換していて、物騒な名前だなと思っていました。笑)と言った、力づく道具を使って取り壊していきました。ビス固定が必要以上に多く泣かされました。すっかり更地になると、新しいすっきりしたアプローチの姿が浮かんできて、楽しみになってきました。②へ続く。。。
樹のベッドルームを作ろう!
樹のベッドルームを作ろう!

By 亀井勇樹

ある日、アトリエ内に保管していた原木の材が痛んでいるのに気がつきました。2019年のこの年は長雨が続きました。大切な材を守らねば!冬を目前に「樹のベッドルーム」作りが始まりました。寒冷地なので地面が凍ってしまうと基礎ができなくなります。敷地内のあちこちを見渡して、作るならここに。日の良く当たる風通しの良いところで眠ってもらおうと南側に図面をひきました。 でも、この場所は傾斜地。石積みしながらの整地から。気の遠くなるような人力のみの作業の始まりです。本人は、とっても楽しそう!   積み上がってきました。 やっと、建物の作業入りです。 基礎ができ、 骨組みが。 建物らしくなってきましたね。 屋根がついて約1ヶ月半後、樹のベッドルームができあがりました。 ここからが、大変。雪が降るまえに、大急ぎでアトリエから材のお引っ越しです。年代別に分けながら、痛んだところを削りながら、と、狭い出口を重く長い材を取りまわしながら運び続ける作業は、重労働でした。 チェーンソーやらカンナやら日頃使わない機械もフル稼働。 途中で何度も壊れたり。そんな日々の約2ヶ月間が過ぎる頃、大仕事がやっと終わりました。 材たちは、お風呂に入って汚れを落として気持ちよく休むように、きれいになって新しいお部屋でこれからまたゆっくり眠り続けます。    
回想 2020の庭づくり 1
回想 2020の庭づくり 1

By 亀井勇樹

昨年の今頃は、明けても暮れても庭づくりの日々でした。傷んできた庭のアプローチなど大きく手を入れることになり、やればやるだけなんだか楽しくなってきてstay home?な数ヶ月でした。ちょっと回想してみます。 3/1 「半地下カフェスペースって素敵じゃない?ここ、階段にしよう!」 4/15 階段できました! メイン通路から半分降りて秘密基地みたいなスペースが出来上がりました。   1ヶ月後。モッコウバラに覆われた素敵な場所になりました。    
時計ストーヴ
時計ストーヴ

By 亀井勇樹

木端を燃やしながらお鍋を火に掛ける。外仕事のささやかな愉しみです。 今日はニンジンのスープの日。いつの間にかクッタクタに煮えています。 ほんの僅かな木端が作ってくれるご馳走。。。シナノキに感謝しながらいただきます。
鏡池
鏡池

By 亀井勇樹

庭から少し南に下ったところに池があります。水が湧きやすい地形の集水目的の溜池です。ここのところの暖かさで、氷も溶けて春の気配。風が吹かない冬の日だけ、枝だけになった木立の姿がくっきりと水面に映って絵のよう。こんな景色の時だけ「鏡池」とこっそり呼んでいます。

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