樹の鞄に関するよくあるご質問を記載しております。
ここに記載されているもの以外でもご不明点がありましたら、お問合せフォームよりお知らせください。
本体とハンドルには、樹齢150年を超えるシナノキ (Tilia japonica)を用いています。厳しい寒さで育った北海道産に限定して使用しています。
留め具にはシナノキより堅い木を用います。カシ、オーク、カエデ、カバ、セン、キンモクセイなどをデザインによって使い分けています。
それぞれの作品によって大きく異なります。
ひとつの樹の鞄は、シナノキとつくり手の共同作品と捉えています。したがって、シナノキが育って150年、伐採し10年寝かせながら鍛え落ち着かせ、木取りをして鞄のサイズになってから、約1年ほど場所を変えながらさらに様子を見ます。鞄の素材として整ってから、それぞれの工程へ。そこから、シンプルな工程のものは数ヶ月、デザインを考えるのに数年を要すもの、彫刻や漆塗りだけで更に数ヶ月というものもあり、様々です。「その鞄はどれくらい時間がかかりましたか?」と聞いていただくとお答えしやすいです。1点1点の作業の詳細など、ぜひ展示会場やアトリエでつくり手に直接お尋ねください。
デザインから制作における全ての工程を亀井勇樹本人が一人で手掛けています。
樹の鞄には規格製品はありません。木を見ながら無駄のないように隅々まで使い切るようデザインするため、必然的に同じものができない、作らないとしています。
残念ながら現在はお受けしていません。
無駄のないように木取りをして、その杢目からインスピレーションが湧きデザインを起こす形のため、出来上がった作品の中からご自身のイメージに合うものをお選びいただきたいと考えております。アトリエにご来訪いただきまして、制作途中のものの中より、イメージに近いものをお聞かせいただいて仕上げていくこともできます。いずれにしましても、完成品をご覧の上お選びいただけましたら幸いです。
それぞれ重さが違いますが、おおよそ300g〜 600g台が中心となります。持った方から「思ったより軽い」と多くお声をいただいています。ハンドルも長く持っても疲れにくいような太さや形状を意識しながら作っています。
状態を見ながら丁寧にご説明しご希望に添うようご対応いたします。
誤って高い場所から落としてしまうなどの原因で、パーツの一部分の欠けやハンドルの折れなどの修理のご依頼をいただくこともございます。
修理の具体例:
まずはお気軽にご相談ください。
お使いいただけます。漆やウレタン系コーティング剤などでしっかりとした塗膜を施しています。雨で表面が濡れた場合は乾いた柔らかい布等で水滴を拭きとってください。
表面にしっかりと塗膜を施していますので、色移りをご心配いただく必要はありません。
木製品という特性上、落下や衝撃が加わることにより破損の恐れはございます。衝撃の程度、部位によって、少しの凹みや小さな傷程度の場合から、割れや折れなど様々なことが考えられますのでご考慮の上お取り扱いください。お直しやリメイクのご相談もお受けしていますので、お気軽にご相談ください。
特に直射日光下での長期間の保管やご使用が続くことにより褪色いたします。また、漆製品はその特性上、時間の経過とともに色が薄くなっていきます。なるべく日の当たる窓辺などを避けて保管いただくことをお勧めいたします。
革製品、布製品に比べカビにくいですが、湿度の高い場所に長時間保管することでカビが発生する可能性があります。風通しの良い場所での保管をお勧めします。
漆が完全に乾いた状態で販売しておりますので、基本的にかぶれる心配はありません。ただし、お客様の体質によってはかぶれる可能性がございますので、ご考慮の上お求めいただきますようお願い申し上げます。
これまでにそのような不具合のご報告をいただいたことはありません。持ち運べる重さのものを入れて、通常の取り扱いをいただいている状態で蝶番が外れたり留め具が壊れたりしたことはありません。もしお使いの状況に関してお気になることがございましたらお知らせください。
はい、見学できます。ご予約制で承っております。ご来店ご希望日の前々日までに、お問合せフォームまたはメール(info@kinokaban.com)またはお電話(0551-38-2741)にてお知らせください。
新作やアトリエでしかご覧いただくことができない作品を展示しております。樹の鞄が生まれる八ヶ岳の森の静かな環境でどうぞごゆっくりとご覧ください。
オリジナルの箱・リボンにてラッピング包装をいたします。また、記念日やお名前を鞄に刻印することも可能です。ご希望があれば、お聞かせください。
ご参考まで、これまで下記のような用途でお求めいただいた例がございます。
殺生を連想させることがない、金具が目立たない、と言うことで多くのお客様にお使いいただいております。その場合、艶消しの黒漆のものをお勧めいたします。宗派や慣習などご確認の上ご利用ください。
はい、カジュアルからフォーマル、洋和装問わずお使いいただけます。
和装に関しては、過去に着物雑誌「家庭画報」「婦人画報」「美しいキモノ」「きものサロン」等でも和装と樹の鞄を組み合わせた利用シーンをご紹介いただいております。
一部ではありますが、インスタグラムにてアカウント「kinokaban_museum」にまとめています。また、当サイトの「オンラインストア>樹の鞄 過去の作品」からも一部をご覧いただくことができます。是非ご覧ください。
木製のカバン・バッグとして他にも似たような製品がありますが、鞄の内部または本体に、亀井のサインとシリアルナンバーが刻印されたものが「樹の鞄」です。気になる方はお問合せください。鞄の写真とシリアルナンバーをお知らせいただきましたら、照合してお伝えすることができます。
また、樹の鞄に関する商標も取得しています。「樹の鞄」「KINOKABAN」の他に、読みとしての「きのかばん」も弊社以外は使用することはできませんのでご注意ください。
一見するとわからないほど巧妙な模倣品やコピー品が販売されていることを確認しております。お求めの際はお気をつけください。
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