アトリエ便り

不思議さん
不思議さん

By 亀井勇樹

他の作品と大きく違う子が生まれました。 私の知る限り、、、3作品目? 留め具が2箇所になっています。 このデザイン、 推察するに、フォルムと彫りのデザインありき、中央に付くはずの留め具が彫りに被ってしまうのをデザインにして回避、、、、ではないかと? この作品は2019年に彫り始めたのを記憶しています。フォルム出しはその数年前。長い時間を掛けてやっと生まれました。 生み出した本人は多くを語らないので、真相はわかりませんが 他とは違った存在感で何かを語りかけています。 ひ
足場工事の日
足場工事の日

By 亀井勇樹

足場工事の日、朝から土砂降りの雨が降っていました。 今日は中止になるだろうと思っていると、大きな雨音に混じってドアからノック音。 雨を諸共せず、爽やかな笑顔で始めますのご挨拶に驚いてしまいました。 素人の私たちの作業に危なくないよう、細やかに配慮を加え 現場合わせの柔軟な発想力、誠実な姿勢、チームワークの素晴らしさ、 謙虚でいて良いものを作るぞ、の気迫 本当に素晴らしいお仕事を見させていただきました。 二日間の予定を、この凄まじく降る雨の中1日で終えられてしまったのも脱帽です。 これからの長い改築へエールを頂いた日になりました。ありがとうございました。   #株式会社トラスト仮設  様
シレネ属
シレネ属

By 亀井勇樹

  西園と呼んでいた前庭をアトリエ改装のために花壇を全て移動した今年 そこに植えていた苗を冬に移植しました。ダメになるのも覚悟の上。。。 それが健気にも暖かさに誘われて「お構いなく〜」と芽を出してくれるようになりました。心が震えます。 この春に真っ白なシレネブルガリス?がやってきました。 野に咲くほど強く、姿は可憐。 こぼれ種で庭一面に広がるといいなと空想しています。 それ以外にも植えたシレネ属みんな芽を出してくれますように!
色を重ねて
色を重ねて

By 亀井勇樹

ハンドルにしても本体にしても ここ2年くらいの間に、単色のものがほとんどなくなりました。 淡い色の重ねのほか、 染めと漆の融合や濃い色も一旦染めて落として調整し違う色を重ねるなど、 色へのこだわりがより一層深まっています。 これは素材が木であるからこその醍醐味なのです! 染めて定着し終わってから研ぎ出しを繰り返して色に深みを出していくと 自分で思っていた以上の変化が得られ、この楽しい実験はこれからも続いていきます。
改築準備
改築準備

By 亀井勇樹

この春、雨漏り対策をメインに自宅兼アトリエのメンテナンスに入ることになりました。その前準備が結構ハードでした。 足場工事を行う前に 取り壊しておかなければならないところ、鉄製の柵及び軒の撤去。 南側の花壇の植物を全て移植したりして移動させ、水捌け道を作って均し 第二期の基礎工事前の準備をして砂利を厚めに敷く。 工事がスムーズにできるための場所の確保、資材置き場の確保など。。。 前の前の前が、自分たちだけでやるとなると途方もなく長く感じられますが、 その一つ一つの作業無くしては。。。と黙々と進めています。
春作業ー木取りー
春作業ー木取りー

By 亀井勇樹

お天気が続いた日に木取りを終えました。 今回は横長のタイプを主に。 同じようなサイズから違うテイストのフォルムが頭の中には浮かんでいます。 色が白く程よく杢目が美しい材です。
アトリエ改築工事に向けて、いよいよ
アトリエ改築工事に向けて、いよいよ

By 亀井勇樹

かれこれ10数年、アトリエとギャラリースペースが悩みの種。 お客様が居心地良くお過ごしいただけることに加えて最大の悩みは雨漏り問題。 工法が難しくなかなかすっきりと答えが出ないまま、ずーーーっと果てしなく考える日々が続いてきました。 そうこうしているうちに、雨漏りは見過ごせない状況になってきて。。。 ここ数年忙しく纏まった時間が取れずにいたので、ほとんど進められずにいたのですが、そうも言っていられないほどになってきたので、この春から着手することに決めました。 既存を生かしつつ、雨漏りや動線を考えるのは、、楽しく難しい作業。 基礎工事のための、その前のその前のその前の、、、アレコレを 少しずつ進めて春には本格的に始めたいと思っています!
次へ
次へ

By 亀井勇樹

広島での熱気に満ちた夢のような時間が過ぎ、山に戻ってきました。 音のない静かな空間に、ついさっきまで居た余韻が、そのエネルギーやインスピレーションがムクムクと膨れ上がって広がっていきます。 さあ、次へ。 今年は創りたいものをつくる年にしよう。
深呼吸のとき
深呼吸のとき

By 亀井勇樹

作品の写真を撮影後、もう一仕事。 シリアルナンバーとサインの刻印と ナンバーカードへお気に入りの万年筆でサインを書き込めば.... 深呼吸の時がもうすぐです。
森へカメラを持って
森へカメラを持って

By 亀井勇樹

柔らかい日差しが出てきたので、裏の森に。 nyahmullkroppeの野々ちゃんが仕事にやって来たので これ幸いときゅうきょモデルをお願いしてお散歩気分で出かけました。
ヒントをくれる
ヒントをくれる

By 亀井勇樹

杢目がデザインを導き出してくれます。 時々、それに加えて節や入り皮と呼ばれる部分などを見つけると逆にラッキー。 デザインの「ヒント」になるからです。 思い切ったデザインに踏み出せるのは、「已む無く」な状況があるため。 今回は、その部分にガラス粒を入れて湖のようなポイントにしてみよう。
2024年の朝
2024年の朝

By 亀井勇樹

夜明け直前にアトリエを飛び出して、2024年の日の出に会いに行った。 暖かい新年。といっても、風が強く氷点下5℃。 張り詰めた澄み切った空気の中、見えた光。 いい年に。シンプルに願う。

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