アトリエ便り

弦の張り替え 2021.5.25
弦の張り替え  2021.5.25

By 亀井勇樹

そばにはいつもギター。 休憩用とか気晴らし用とか、切った指先の神経の鍛錬用とか、、、。   心が整うようです。
下書き 2021.5.19
下書き 2021.5.19

By 亀井勇樹

見ないフリ見ないフリ。。。と思いつつも下書きが気になります。なぜ「フリ」をするかというと、入道雲のように沸き始めたイメージが、何気ない一言でしぼんでしまうと悟ったから。 でも、これ、気になる〜。 何年に一回の「一体型」ではなかろうか?本体とハンドルが一体になった作品づくりは、それができる木に出会った時にGOとなるので滅多にお目にかかれません。 気になる〜。
斑入り 2021.5.17
斑入り 2021.5.17

By 亀井勇樹

新作に付いた留め具の色。なんともいえない複雑で深い色味になりました。斑入りの部分を使ったそうです。宇宙みたいな、うち猫のごまの目のような。。。この作品のチャームポイントだな、と密かに思っているところです。
こだわりポイント 2021.5.16
こだわりポイント 2021.5.16

By 亀井勇樹

これはなんだろう?というものが、時々出来あがってきたりします。 まさに「心のままに」なんか作っちゃった的なものだそうです。 並ぶとなんだか「こだわりポイントサンプル集」に思えてきます。
カンナがけ
カンナがけ

By 亀井勇樹

カンナがけはハード系、ハアハア息をあげながらの作業です。角を落とすタイプのもの、Rが強ければ強いほど、四角いタイプに比べて時間がかかります。年をとっても腕の筋肉が落ちないのは、作業というトレーニングのせいかな? カンナで出てくるクルンと丸まった木屑は、ラッピングの際の緩衝材に使います。今日も腕がパンパンになるまで、シュッシュ、シュッシュ、、、木屑がたくさんたまりそうです。
これはどうなる?こうなる。
これはどうなる?こうなる。

By 亀井勇樹

凹むと思って見ていたら、最終的には。。。なるほど〜。 全体のバランスの中で。
ぷう神さま
ぷう神さま

By 亀井勇樹

頭の中がまとまらないよ、の時は「ぷう神さま」。 心を落ち着かせてくれるんです。
木屑の数は
木屑の数は

By 亀井勇樹

ちいさな木屑がたくさん散らばる床や机の上。 あらためて、しみじみと「木屑ひとつは、ひと彫り」と。 木屑の数だけ今日も手が動きました。今夜は手首が腫れそうです。
降りてくるor組み立てる?
降りてくるor組み立てる?

By 亀井勇樹

底のデザインは「降りてくる」系と「組み立てる」系がある気がします。本体の謎解きを底で表現したり、初めから本体に続く形であったり。。。底の世界も多種多様。この亀井の表情、どっちなんでしょう?
留め具の日
留め具の日

By 亀井勇樹

留め具作りの日でした。いろいろな種類、特に今回は「コブ」と呼ばれる杢の入りくんだ材もあっていつも以上にワクワクします。無垢の状態でも、キラキラ光っています。カエデ、カバ、シャラ、キンモクセイ。。。ひとつひとつ個性を生かした可愛い形。表面はすべすべで、それぞれの木のいい香り。これからどんなお化粧をして、どんな本体と合わさるのでしょうか。
ハンドルの日 
ハンドルの日 

By 亀井勇樹

一体型の作品を除いて、本体とハンドルは別々に仕上げて組み上げる作業をします。ハンドルの形に合わせて一周ぐるりと印をつけ、それに合わせて彫った後ハンドルをそこにはめ込み本体に取り付けます。もし、コンマ数ミリのズレが生じれば、、作品にはなりません。彫り後が見えず取り付けた感を見せない、ごく自然な美しいフォルム。当たり前ですが、これが基本なのです。 よく研いだ鉛筆を滑らせる角度、手の位置。。。 何千回、まるでコピーしたかのようにピタッと変わらぬ作業が今日も始まりました。  
日光浴の日。
日光浴の日。

By 亀井勇樹

樹のベッドルームからハンドルを作る材が運ばれてきました。すぐ切り出しは行わず、こうしてお日さまに当てて何週間か過ごさせます。つくり手が毎日表面を触りながら湿度を確かめ「いい感じ」になるまで、のんびり日光浴が続きます。

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